２００３年　京都　家族旅行　夏

比叡山　延暦寺
.	この日、昼食は三条駅に近くの山頭火という店でラーメンを食べた。 そして昼食後は、銀閣寺へ行こうと思っていた。 しかしきょう、京都は梅雨明けしたのだ。 しただって、非常にいい天気である。 それに暑い。 涼しいところに行きたい。 あまりの暑さに、急遽避暑地比叡山へ行くことにした。 銀閣寺に近くから、山越えで琵琶湖に抜ける一般道がある。 この道をしばらく登っていくと、比叡山の有料堂を入り口が見える。 ２００１年の秋に一度京都へきたとき、琵琶湖側からこの道を通ったことがある。 しかし、そのときはこの有料道路は利用しなかった。 だからここを通るのは、今回がはじめてである。 有料道路をしばらく登ると、展望台がいくつかあり、 京都の町並みや琵琶湖湖畔を望むことができる。 この日はあいにく霞がかかっており、遠くの景色は白くかすんでいた。 左手に植物園への入り口を見ながらトンネルを抜けると、そこにバスも止められる大きな駐車場があった。 どうもここが延暦寺の本山らしい。 地図で確認すると、延暦寺はとても広範囲に展示しており、比叡山のいたるところに寺があるようだ。 これをすべて回るにはどれくらいの時間が必要だろうか。 今回は、とりあえず根本中堂のみをみることにした。 境内には、アジサイの花が咲いていた。 もう平地では旬が過ぎていたのだが、比叡山は約８００メートルの山である。 ちょうど関東で言うと軽井沢くらいの標高だろうか。 そのため、アジサイの花もこの時期咲くのだろう。 根本中堂は、大きかった。 半端じゃなく、大きく感じた。 まるで、山の斜面に不時着した映画｢インディペンデンスデイ｣の宇宙船のようであった。 また、周りを取り囲むように伸びている杉の大きさ。 この大きさをどうしてもうまく写真に撮り込むができなかった。 参拝を終え、先ほどの駐車場へ戻った。 ここにはお土産屋や茶店がある。 われわれが来たときよりも、観光バス増えている。 おばさんもたくさん下りてきたようだ。 お土産屋はと茶店は、それらのおばさんでいっぱいであった。 くわばらくわばら。 そそくさと退散することにした。 写真は、比叡山延暦寺の根本中堂の屋根である。 ものすごく大きな建物で、どうやって建てたのだろうという疑問が残っている｡ ２００３年８月１日撮影。
Kazuyoshi Nagato

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