2003年 京都 家族旅行 夏 |
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宇治 平等院 鳳凰堂 | |
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平等院鳳凰堂は、十円硬貨のデザインで有名である。
また、東京では、春と秋に流れる「そうだ京都へ行こう」のCMでもおなじみである。
何度か京都を訪れたことはあるのだが、平等院はまだ見たことがなかった。 それがなぜなのか、自分にとってのなぞであった。 その理由が、今回よくわかった。 平等院がある宇治は、京都の中心地からちょっと遠い、それも京都駅をはさんで南側に位置する。 そういえば、京都駅の北側ばかり探索していた。 だから行ったことがなかったのである。納得。 それで、今回はぜひ平等院を訪れてみたいと思っていた。 第一印象、ちょっと池が小さいぞ。それにやけに狭い。 「そうだ京都へ行こう」のCMとは、全く違った印象をもった。 あのCMは、どうやって撮影しなんだろう。 鳳凰堂を見渡す対岸の庭は狭く、カメラで鳳凰堂を1ショットでとらえることができない。 後ろに下がって写そうとしても、庭木が邪魔になって撮れない。 大変期待していった割には、ちょっとがっかりであった。 しかし、鳳凰堂の屋根に鎮座した鳳凰は、凛としてかっこよかった。 それが何よりの救いであった。 園内にある博物館では、これを真近に見ることができるが、館内では、撮影禁止となっていた。 これは、まったくもって残念であった。 平等院を出て、宇治川のほうへ散歩してみた。 この川では、夜に鵜飼のショーをやっているようで、5、6羽の鵜の入った鳥小屋がひとつあった。 その前の川に船を浮かべて、どこかのテレビ局が鵜飼のCM撮りをしていた。 鵜がなかなか言うことを聞かず、鵜匠が困り果てていたのがおかしかった。 平等院専用の駐車場はない。 その代わり、近くの御茶屋さんが駐車場をやっていた。 料金は、500円。みんな示し合わせているように、同じ金額であった。 駐車場のカンバンが面白い。 「平等院前駐車場」とか、「平等院に近い駐車場」など、あたかも平等院の駐車場であるかのような表示であった。 ま、車をとめられればどこでもいいんだが、ちょっと商魂たくましさが鼻についた。 宇治へ来たら宇治金時。 そうこれも楽しみにしていたが、別にこの商魂たくましい茶屋でわざわざ食べなくてもいいかな。 四条のこじゃれた甘味屋さんで食べたほうがおいしいかもと思い、ここでは抹茶ソフトクリームを食べた。 250円なり。 タイトルのイメージは、平等院で買った絵葉書の写真をトリミングして載せている。 あまりにもきれいだったので使わせてもらった。 |
Kazuyoshi Nagato |
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